オイルと水・空気・電気です。
車にはエンジンオイルやブレーキオイルなど様々な種類のオイルが使われています。
まず、それぞれの量が適正に入っているか確認してください。
エンジンオイルはエンジン内の潤滑剤の働きがあり、各部品が異常に摩耗するのを防いでいます。エンジンオイルは汚れていったり、量が少なくなったりしていきます。
定期的な交換をお勧めします。走行距離3000km~5000kmもしくは6ヶ月での交換が目安です。
オイル交換にはそれなりのお金がかかりますが、エンジンの寿命に大きく関わりますので、結果としては経済的になるものと考えられます。
なお、注意してほしいのはオイルの警告灯はオイルの量でつくものではありません。オイルの警告灯がつかないから安心とはいいきれません。
水としては冷却水やウォッシャー液、バッテリー液などがあります。
オイル同様に適正な量が入っている確認してください。
とくに冷却水は濁りがないかなどもみてください。
冷却水やウォッシャー液には浮遊物などの不純物の無い水を入れてください。不純物が含まれているとラジエターがつまりオーバーヒートを起こす可能性もあります。
市販の冷却水(クーラント)には防サビ・凍結防止などの働きもあります。
バッテリー液はバッテリーに書いてあるローレベルを下回らないようにしてください。液が少ないとバッテリー内で電極同士がぶつかりバッテリを破損させてしまうときがあります。
バッテリー補充液は純水ですが、バッテリー内には硫酸を使っていますので、専門の人に液を補充してもらったほうが安心です。
バッテリの電圧は約12Vで家庭用の電圧より低いですが、スパークコイルという部品で高電圧に変圧しているところもあります。
感電には十分に注意してください。
ぬれた手で触れるのは厳禁です。
空気に関してはタイヤの空気圧を見てください。
同時に磨耗の具合や異物が入っていないかも確認してください。
電気としては、先ほどのバッテリーに加え、ヘッドライトやブレーキランプなど各種ライトが切れていないかを確認してください。
その他、ブレーキやクラッチペダルの踏み具合や床とのすき間の確認、また走行距離で交換した方がよい部品もあります。